茨城の恋活に効く恋愛パワースポット
筑波山神社
茨城県つくば市筑波1
～太古の昔より信奉を集める筑波山を祀る神社～
筑波山神社は、太古の昔より人々の信奉を集めていた筑波山をご神体とする神社です。今から約2000年前、崇神天皇の時代に筑波山を中心として筑波・新治・茨城の三国が建地され、物部氏の一族、筑波命が筑波の国造に命じられて以来、筑波一族が筑波山神社に奉仕しています。
中世以降には筑波山に御堂が建ち、神仏並立の時代となりましたが明治維新の神仏分離のお触れにより、神社のみとなって明治6年には茨城県の県社となりました。
筑波山は二峰並んでいることから、一方を男性、一方を女性に見立てそれぞれに伊弉諾尊（いざなぎのみこと）と伊弉冊尊（いざなみのみこと）を祀っています。
筑波山そのものを御神体としていることから、大地からのパワーは強烈です。また、伊弉諾尊と伊弉冊尊は日本で最初の夫婦であることから、筑波山神社は縁結びのご利益があるとされてきました。
平安の頃には農閑期に男女が集まり歌を贈りあい、踊りや舞を楽しんで交流を図る歌垣という行事も行われていました。拝殿にあるガラガラ鈴の切れ込みの端がハートマークになっていて、いかにも縁結びの神社という雰囲気があります。
大地に深く根付く巨大杉は、樹齢約800年の御神木「大杉」。威厳に満ちた風格が漂います。幹に触れてパワーを吸収しましょう。すぐ近くには２本の杉の木の根元がつながったような状態で、そこから寄り添うように伸びている「夫婦杉」もあります。
筑波山神社には独特の願掛けがあって、筑波山神社で祈祷された小石“願い石（初穂料300円）”に願い事を書き、その石を山頂近くの男体山自然研究路にある「大石重ね」というスポットに置いてくると願いが叶うというものです。
標高約750mの高地を登山しながらの祈願になるので昔は大変だったようですが、今はケーブルカーやロープウェーがあり道も整備されているので、それほど苦にならずに祈願することができるでしょう。
電車：つくばエクスプレス「つくば駅」から筑波山シャトルバス約40分
車：常磐自動車道「土浦北IC」から国道125号線経由約40分
鹿島神宮
茨城県鹿嶋市宮中2306-1
～関東で最も古い縁結びの社～
鹿島神宮は、関東で最も古く、また最も大きい縁結び神社と言われています。皇紀元年創建と言われる歴史古い社で、全国に約600社ある鹿島神社の総本社です。
御祭神は、武道の神として知られる武甕槌神（たけみかづち）です。勝負ごとにご利益があり、交渉がうまくいき目的達成が叶うと言われていることから、恋愛の勝負にも勝つことができるとされています。関東を守護する神様とも呼ばれ、徳川幕府から社殿を寄進されるほど厚く信仰を集めていました。
こちらには樹齢1,300年とも言われる巨大杉の御神木が立っています。大地から溢れる力強さを感じます。
「要石」と「御手洗池（みたらしの池）」は鹿島神宮の2強パワースポットと言われています。境内の奥宮近辺にある要石は、古来より崇拝されてきた霊石で、縁結びだけでなく悪縁切りの霊験も伝えられています。直接触れることは出来ませんが、手のひらを要石に向けるとビリビリと感じる方もいるそうです。
また、御手洗池にある湧き水は鹿島神宮の運気を取り込めるという御霊水です。水筒やペットボトルなどの容器を持参してありがたく頂戴しましょう。
参道にはたくさんの灯籠が置かれているのですが、それぞれ異なる形をしています。その中にある窓がハートの灯籠を見つけられたら、恋活をしている方は良縁に恵まれ、相手がいる方は永遠の愛が得られるというジンクスがあります。
詳しい場所を聞くことで御利益が薄まると思われる方はこれから書くヒントを読み飛ばしてください。ヒントは「参道にある手水舎の脇の小道の先にある末社・須賀社そば」。頑張ってハート型灯籠を探してみましょう！
電車：JR「鹿島神宮駅」より徒歩約10分
車：東関東自動車道「潮来IC」より約15分
高速バス：東京駅八重洲南口より直行便「かしま号」で約２時間
常陸国出雲大社
茨城県笠間市福原2001
～本宗出雲大社のパワーが直接注がれる特別な分祀～
出雲大社と言えば大国主大神を祀り、縁結びのご利益がある社として広く知られている神社です。
常陸国出雲大社は、数ある出雲大社の分祀の内の一つですが、他の分祀とは異なり、出雲大社本宗と同じ大社造の本殿と大注連縄、大鳥居を配した特別な分祀とされています。
島根の出雲大社本宗が、日が沈み休まる「日隅宮」と称されるのに対し、常陸は「日が生まれる場所」と言われています。
そして、出雲大社と大国主大神の御子である建御名方大神（たけみなかたのおおかみ）を祀る長野の諏訪大社を直線で結んだ先に位置するのが、常陸国出雲大社なのです。
この直線は“レイライン”と呼ばれ、出雲大社と諏訪大社両方のパワーを享受できる場所になっています。縁結びのパワーも、それだけ強いと言えるでしょう。
常陸国出雲大社にはあちらこちらに「隠れハート」が紛れています。正式名称は“猪の目（いのめ）”といい、猪の目をモチーフにした日本古来の文様なのですが、見つけて携帯の待ち受けにすると恋活に効くというジンクスがあるので頑張って探してみましょう。
ちなみに大注連縄にお賽銭を投げて刺さると恋活が成就するというジンクスもあってたくさんの硬貨が刺さっているのですが、大注連縄が痛んでしまうので神社側は止めてほしいみたいです。
電車：ＪＲ水戸線「福原駅」より徒歩７分
車：「笠間西IC」より約５分
大杉神社
茨城県稲敷市阿波958
～願いをかなえる夢むすび大明神を祀る社～
稲敷市にある大杉神社は、今から約1300年以上も前に創建されたと言われる歴史深い神社です。
僧侶勝道上人が、病気に苦しむ民衆を救うために巨杉に祈ったところ、三輪大明神が現れて病魔を退散させたことから、その巨杉を御神体として大杉大明神と祀るようになったのが由来と言われています。
かつて平安の頃、常陸坊海尊が社僧を務めていたことがありました。
常陸坊海尊の容貌が巨体・紫髭・碧眼・鼻高であったこと、そして大杉大明神の御神徳を得て数々の奇跡を起こしたことから、海尊は「ねがい天狗」「かない天狗」と呼ばれて信仰の対象となり、どんな願い、夢も結んでくれる海尊に由来して大杉神社は日本で唯一の“夢むすび大明神”となりました。
正月・5月・9月の三度祈願を受ける「正五九参り」を3年続ける“夢むすび祈願”は、特に恋愛成就の御利益があるとされています。
また、悪縁切りの願掛けも行うことができます。悪縁切りの土器（1,000円）に縁切りしたい相手の名前を書き、それを叩き割って境内にある齋庭に納めるものです。過去の悪い関係を断ち切りたい方はぜひ。
さらに境内に点在する“撫桃（なでもも）”という桃の形をした石像を撫でると厄除けができるとのことで、ほとんどの撫桃が撫でられ過ぎてピカピカになっています。
縁結び御守は２種類ありますが、シングルの方の恋活向けは「赤い糸の糸巻き御守（1,000円）」です。赤い糸が運命の人をたぐり寄せてくれるとされています。
電車：JR成田線「下総神崎駅」からタクシーで15分
土日に限り無料シャトルバスが運行
車：圏央道「稲敷IC」から約3キロ
袋田の滝
茨城県久慈郡大子町袋田3-19
～恋愛運アップの名瀑布～
華厳の滝・那智の滝と並んで日本三名瀑の一つとされている袋田の滝は、かつては日本の滝百選で1位を取ったこともある名瀑です。高さ120mから4段に流れ落ちることから「四度の滝」とも呼ばれています。
新緑、紅葉、そして氷瀑と、四季に応じて異なる姿を見せてくれることから、かの西行法師も「この滝は四季にそれぞれに来なければ真の風趣は味わえない」と絶賛しています。
この袋田の滝は、風水的に「富貴に恵まれ淫らになる」と言われており、恋愛運を向上させるパワースポットとしても知られています。また「浄化」の作用もあると言われていて、ストレスなどの悪い気を洗い流せる効果も期待できます。
より恋愛運を上げるためには、風水的にパワーが格段に増すとされる午前中に行くのがポイントです。
滝を下から見上げるように眺めることで多くのパワーを取り込むことできるとされ、さらに自分が鯉になって下から滝を登っていくイメージで恋活祈願すると良いそうです。第一観爆台が下からの滝を間近で見ることができます。
ＧＷの時期から６月上旬まで“恋のぼり絵馬”が無料で配布されて、イベント終了後に神社へ祈祷に出されます。
袋田の滝の近くには「四度瀧不動尊（よどのたきふどうそん）奥の院」というお寺があるのですが、ご本尊の不動明王は、悩みや迷いを取り除き、物事を正しい方向に導いてくれると言われているので、恋活にも効き目がありそうです。
袋田の滝と合わせて訪れておきたいスポットです。
電車：JR水郡線「袋田駅」よりバスで10分の終点から徒歩10分
車：常磐自動車道「那珂IC」より約50分
御岩神社
茨城県日立市入四間町752
～188柱もの神を祀るご利益豊かな社～
日立市にある御岩神社は、188柱もの神を祀る神社です。
日本のほとんどの神様が祀られているため、中には縁結びの神として広く知られる大国主大神や、日本最初の夫婦である伊弊岐命（イザナギノミコト）・伊弊岐命（イザナミノミコト）のように、恋愛成就や夫婦円満の参詣もできます。
創建の時期は明らかになっていませんが、縁起書によれば、天地が開けた時よりこの霊山に鎮まる、とあります。
また、日本最古の地方紙である“常陸国風土記”にも、太古よりこの宮にあまつ神が鎮まる、と記されており、同じく“三代実録”には、874年にこのお岩神社の神階が、県北地方最高位の従四位下に進められたという記録が残っていることから、歴史の深い神社であることがわかります。
御岩神社はパワースポットとしても人気のある神社で、境内にそびえる樹齢500年の三本杉「御岩の三本杉」には天狗が潜むとも言われており、非常に強いパワーを発しています。
ただ、御神木は触るものではありません。むしろ悪影響を及ぼすことすらあります。手のひらをかざしてパワーを吸収しましょう。
御岩神社が祀る御岩山は常陸の国最古の霊山としても知られ、“平地と隔絶した霊気漂う聖なる神域”と言われる非常に霊験あらたかな神社です。そのため御岩山へはいいかげんな気持ちではなく、敬虔な心持ちで登拝することが神域への礼儀です。
また、参道というより登山道のごとく険しい道のりになりますので、靴はサンダルなどの軽装ではなく、運動靴のような動きやすく、滑りにくい靴で訪れましょう。さらに社務所で杖を借りると安心です。
御岩山を登った先の山頂近くに「天岩戸」という岩場の洞窟があります。神話で天照大神が身を隠した岩がこの天岩戸と伝わる強力なパワースポットです。あまりにも強力ゆえ近くに寄り過ぎるのも注意が必要で、ましてや触る行為は厳禁です。
アメリカの宇宙飛行士が宇宙から地球を眺めたときに一部分だけ光の柱が立っている場所を見つけ、調べたところ御岩神社であったという逸話があります。
日本人初の女性宇宙飛行士、向井千秋さんも同じような場所でその光を見たとの巷説もあり、御岩神社の持つパワーの凄さを物語っています。
電車：常磐線「日立駅」よりタクシー約20分、バス約35分
車：常磐道「日立中央ＩＣ」より約10分
泉神社
茨城県日立市水木町2-22-1
～心身ともに浄化できる～
天速玉姫命を御祭神とし所願成就に御利益があるとされていますが、古来より男女の出会いの場であったということで、特に縁結びに御利益があるといわれています。
また、エメラルドブルーに輝く「泉が森」の神秘的な光景に目を奪われます。泉が森は浄化エネルギーに満ちあふれた場所でもあるので、心身ともにキレイにしてくれます。
近くにある大甕神社とは関連が深いとされ、両方参詣するとより効果的とのことです。大甕神社は開運招福の神社なので、泉神社で心と体をクリーンな状態にしてから大甕神社に行って恋愛運をアップさせましょう。
電車：JR常磐線「大甕駅」より徒歩約10分
バス：バス停「みかの原」「泉ヶ森」より徒歩約５分
一言主神社
茨城県常総市大塚戸町875
～たったひとつの願いでいいから・・～
御祭神の一言主大神は「一言の願いでも良く聞き分けてご利益を授けてくれる」万能の神として、古くから地元で厚く崇敬されています。
一言の願い事でも疎かにすることなく聞き入れてくれる神様だけに、願い事を簡潔に一言にまとめて祈願すると願いが叶い易くなるという言い伝えもあります。
境内には良縁を授ける神、大国主命が祀られている大黒社があるのですが、さらに強い恋愛パワーがあるとされる“縁結び社”が本殿裏側にあります。
縁結び社のすぐ脇には縁結びの木『なぎの木』があり、その葉は切れにくい特徴があることから、落ちている葉を持ち帰ると良縁が得られると言われています。
ミツバチ専用の水飲み場を作ったことで、“ミツバチにも人間にも優しい神社”としてＳＮＳで話題になりました。
電車：つくばエクスプレス「守谷駅中央西口」よりタクシーで約20分
関東鉄道「常総線水海道駅」よりタクシーで約15分
車：常磐高速「谷和原IC」より約15分
茨城の婚活パーティー
つくば市東新井24-3 コナンビル3階
水戸市城南3丁目10-17 カーニープレイス水戸7階B号室
水戸市宮町1-1-1 JR水戸駅ビル「エクセル本館」6階
つくば市筑穂2-1-2 アーバンホテルつくば
水戸市城南2-6-1 ホテルトレンド水戸
日立市幸町1-3-5 東横イン日立駅前
つくば市花室1145-3 ホテルルートつくば
水戸市城南2-6-1 ホテルトレンド水戸2階
東京からもほど近くアクセスも便利な茨城県ですが、同じ茨城県内でも東京からのアクセスが盛んな地域とそうでない地域では、ずいぶん様相が異なります。
とくにあまり人の訪れない地域には隠れたパワースポットも点在しているので、いつもとは違う観光として隠れたパワースポット探しをしてみてはいかがでしょうか。